



やや幅広のラペルに2ボタン仕様。
ソフトでありながら構築的なショルダーラインと、シェイプの効いたウエスト。
シグネチャーディテールである美しいカーブポケット。
精緻な仕立てのテーラリングは、DECHAMPSのコレクションに欠かせない要素です。
その象徴的なモデルが、このLORO JACKETです。
今シーズンは特別仕様にてご用意しました。
ヨーロッパの狩猟文化を着想源とした今シーズンのテーマ。
貴族階級にとってハンティングは特権的な文化であり、所属する狩猟隊を示すためにバッジやボタン、ピンが用いられていました。その文化的背景をDECHAMPS独自の解釈で昇華させたのが、このディテールです。
ピンバッジを留めるための穴をモチーフにしたカッティングをラペル表地に施しており、通常は見えない毛芯が顔を覗かせています。
このジャケットの個性的なデザインであり、実際にお手持ちのピンバッジを取り付けてお楽しみいただくこともできます。


フロントボタンは、ダークトーンの生地に溶け込みながら静かに輝くヴィンテージの貝ボタン。
カフはアンフィニッシュ仕様で、同じくヴィンテージの貝ボタンが付属しています。

サイドベンツには小さなコインが忍ばせてあります。その僅かな重みが裾の落ち感を生み出し、美しいシルエットを保ちます。

細やかで美しい起毛と、触れずとも伝わる柔らかな質感。
この深みのあるネイビーブルーの生地は、デッドストックのカシミヤです。
DECHAMPS
LORO JACKET ウィズ ピンバック ボタンホール
精巧な仕立てにユニークなディテールを組み込み、素材にカシミヤ、ライニングにシルクを用いた特別な一着です。
余談ですが、DECHAMPSのデザイナーが以前Fashionformstudioに立ち寄ってくれ、先日はBIBOJAのデザイナーも来店してくれました。
印象的だったのは、二人とも移動が多い中、自身のブランドのテーラードをしっかりと着こなしていたことです。
特別なテーラードジャケットを日常のファッションとして自然に着こなす姿は、やはりとても素敵に映ります。
スタイリスト:キヨハラ


